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暴挙!? ローダウンしてみた結果! YAMAHA MT-09 TRACER
2015/3/28 暴挙!?
ローダウンしてみた結果! with YAMAHA MT-09 TRACER
別に、自分の足の短さに絶望した訳じゃないんです。
慣らしと言う事で、1000Km走った訳ですが!
実際に1000Km走ってみて、ローダウンも有りかなこりゃ・・・・・と思ったんス。
という訳で、
今回は、MT-09 TRACER ローダウンレポートっでございま〜す★
2015年3月 初稿
1000キロ点検、それから例の作業をお願いしますゼ♪
1000Kmきっちり走りました。
目出度く、慣らし満了であります。

さっそく、いつものバイク屋さんにバイクを持ち込み、
1000キロ点検&オイルとエレメント交換を実施。
当然の事ながら、その辺は全く問題無く推移して行った訳です。
で、本題はここからです。
部品は先週頼んでおきました。
後は、施工だけです。
では、行ってみましょう! MT-09 TRACER ローダウン化でGo Go!
自分でも良く理解出来ておらんのですが、
リヤサスのリンクとかいいう部品を替えるんですなぁ。
これがリンクの上側の取り付け部分です。

リンクの下側の取り付け部分はココ。

なんとスイングアームに穴をうがってますゼ。
バイクって、良く考えられて出来ているんだぁ〜っ。
銀のパーツがノーマル。
黒のパーツが、ローダウン用の社外品。

ほんの数ミリ、短いダケなんですが。
これを入れ替えると、シート高が15mm下がるって寸法よ。
某YAMAHA専門店のブログで、この作業は結構大変でマフラー外さな出来ん。
とか言ってたけど、ここのメカニックのKさん、
そんな事しなくとも、サクサクやってしまうでは有りませんか!
今まで気が付かなかったけど、この人スゲ〜んだ・・・・・っと本気で感心しました(笑)
前後のバランスを取る為、フロントフォークの突出しを調整します。

結構出ています。
作業見てましたけど、こういうのって結構力仕事なんですねェ。
いや、大変だ。
最後は、ノギスでキッッチリ測って左右を合わせて、微調整していただきました。
して、その成果は如何に?
そもそも、何故ローダウン化を思い立ったかと言いますと。
なんとか乗れる事は乗れたんですけどネ〜・・・・・イヤイヤ本当ですよ。
例えば、足場の悪い駐車場からの発進でモタついたり、
一時停止しにくい踏切で、えぃ行ってしまえっ!・・・・・・なんて衝動にかられたり!
やはり足付きの悪さからくるネガな部分ってあるんですね。
ま、そ〜ゆ〜の何とかならないかな〜・・・・って事で、
ローダウンも有りかなぁ〜・・・・なんて考えてみた訳です。
費用も、なんとかなりそうな範囲だったし・・・・・・・・・・・・(^^ゞ
ズバリ結論。
足付きの改善という観点から言えば、十分な成果が見られました。
ホントにつま先ツンツンだったのが、
指の付け根くらいまで、付く感じになりました。

LOW側シート高845mmから15mmショート化して、830mm程のハズですが、
感覚としては、ひと昔のバイクで、シート高810mmって感じですかね。
先代バイクのDUCATi Monster S2R800よりも、ほんのちょっと高いかな?
CBR954RRとほぼ同じくらいかなってところ。

しかし、この写真撮ってて思ったのですが、
これって、バイクの傾きをちょっと変えるだけで、
簡単に過剰な演出が出来てしまうじゃないか!
故意にって訳じゃなくても、結果としてそういう伝わり方しちゃうってコト有るから、
雑誌やネットの情報を鵜呑みって、やっぱ危険なんだろうなぁ・・・・・・・・・・(^^ゞ
やっぱ、アレだ。
足付きなんてモノは、実際に自分で乗って見なきゃワカりません!
と言う事でしょう!
ま、それはそれとして・・・・・・・・・・(^^ゞ!
足付き性向上には、十分効果有りと言って良い。
断言出来ます。
でも、話はそれで終わりじゃ無い。
バイク屋さんで作業を終えての帰り、乗ってすぐ感じた。
走ってて、車高が低くなっているってハッキリ体感しました。
驚きました、想像もしなかった。
シート高がたったの15mm下がったのなんて、
乗って気になる事など無いと思ってました。
バイクのバランスってやっぱ凄い!
TRACERの良い所って、快適性能とスポーツ性能の両立にあると思ってます。
その快適性能には、いろいろな要素があるんだけど、
『率直に乗って気分が良いっ』て要素が含まれているんです。
今回のローダウンにより、その『率直に乗って気分が良い』ってトコが、
少しスポイルされてしまった感じがする。
走り出して、『うわ〜これ快適!』って感じる部分が減ってしまって、
なんか、普通のネイキッドバイクに乗ってるのに近い感じになった。
ここからは、自分の推論に過ぎないのですけど、
つまり、TRACERの気分の良さって、楽なポジションに加えアイポイントの高さに、
追う所が大であった・・・・・・と言う事なのでは無いだろうか!?
恐らくこれは、TRACERに限らず、
アドベンチャー系のバイクに共通してるのではないのか?
アドベンチャー系バイクのシート高が高いのは、
ヨーロッパ向けの仕様をそのまま持って来ているからだ!
と思っていたのだけど、
そればかりでは無くて、必然があるからシートが高いんだ!
何故なら、
気分の良さと言う快適性の重要な部分は、シートの高さが寄与してるから!
まぁ、自分の憶測に過ぎないのですけどネ。
TRACERローダウンの結果、そう思った訳です。
アドベンチャーバイクに興味があるけど、足付きが心配という皆さま。
悲報です。
シート高の高さには、ちゃんと意味が有ったのです。
(まぁ、ここに書いたのはその理由のひとつに過ぎないのだろうけど)
しかし、ローダウン化によって得られた安心感は大きな価値が有る。
それは、紛れも無く事実。
それで、お前どうするんだ?
戻そうと思えば、戻せるんだろう?
と聞かれたら!
バイクにとって、乗って気分が良いというのは命に等しい。
しかし、新たに得られた安心感も捨てがたい。
気分の良さか?、実用上の価値か? そこが問題だ!
ですので
もうちょっと、乗ってみて考えます。
申し訳無いのですが、今はそのようにお答えさせていただくしか
無いのでございます。
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