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2016/5/15 阿武隈は遥かなり Vol.2 with YAMAHA MT-09 TRACER
22016/5/15 阿武隈は遥かなり Vol.2
with YAMAHA MT-09 TRACER
ツーリング後半です。パンクした時点で、ツーリングとしては終わってしまったんですがね。

それでも、無事に家に帰るまでが、ツーリングですので・・・・・・(^^ゞ
2016年4月 初稿
そしてトラブルは、やって来た
市街地をパスする為のバイパスとして、たった1区間だけ乗った常磐道。その1区間を完走する事すらままらなず、
YAMAHA MT-09 TRACER は、路肩にて動作不能と相成りました。

ダメだ、こりゃ。
見た目でも、分かるくらいひしゃげてらぁ・・・
手で押すと、簡単に凹むほど抜けてるじゃん。
それでも、たった2Km先のICまで、なんとか走れないか?
少し走らせてみるが、やはりダメ。
本当に、目に見えて状況は悪くなって行く。
ギブアップだ。
もう、自走は望むべくも無い。
まさか、路肩を押して歩く訳にも行かない。
もはやここまで・・・・・
あとは、全てをJAFに託すしか無い・・・事となった。
JAFをCALLします
JAFに電話します。高速道路上でパンクしている事を伝える。
まず、自分がやらねばならなかった事は、
ガードレールを乗り越えて、道路外へ退去する事。
それをしないと、受付の手続きに入って貰えない。
道路外へ退去したと、電話で伝えると、受付手続きの会話に入る。
次に、位置の特定。
自分がいるのは、どの路線で上りか下りか、そして、
キロポストと呼ばれる、路肩にある番号プレートの数字を伝える。
↓こんなの、路肩に立ってるでしょ・・・・・(^^ゞ

※この写真は、NEXCO東のサイトからお借りしました。
これで、バッチリ位置特定完了。
その後多少のやりとりで、申込み完了。
電話対応は、丁寧かつ的確、手慣れたものである。
しっかりしたものだと感じた。
ロードサービス隊到着まで1時間ほど・・・と伝えられる。
待つしか無いのであります。
その間、サイフの中身を確認してみる。
なんか現金があんまり無い。
昨日、ATMで降ろしたハズなんだが、
どうも、サイフに実弾を装填するのを忘れたみたい。
こりゃぁ、事態が面倒方向に振れない事を祈るしかないなぁ・・・・
的確な対応に、頭が下がる
待つ事40分余り、赤灯と共にやって来るのは、黄金バットか月光仮面か!
い〜や、あれこそJAFのロードサービス隊だっ!
2台のトラックを、バイクの前後に付ける。
JAF係員さん達、テキパキと作業を始める。
一人の係員さんは、この場でパンクの修理作業に入る。

もう一人の係員さんは、後方をガード。

写真では、分からないのですが、
あのJAFトラックの向こうにも、赤いコーンを立てて、
発煙筒を3〜4本焚いています。
大事になってしまいました。
程なく、パンク修理完了。
念のため、すぐ先のICで、もっと詳しくタイヤをチェックするとの事。
1台目のJAFトラックの後に続いて、ICへ向かう。
なんて走り易い。
タイヤに空気が入ってるって、こんなにも有り難いんだねェ・・・・・・(^^ゞ
ICの施設駐車場で、作業の続き。
石鹸水を使って、修理箇所からの空気モレをチェック。
タイヤ全体を見回し、気になる部分をチェック。
その辺の修理屋よりも、よほど親切&丁寧です。
感心してしまいました。
JAF係員さんの言う事にゃ、
取りあえず対処したので、
なるべく早く専門の所で見てもらって欲しい・・・・との事。
そこまでは、出来るだけ静かに走って下さいね〜・・・みたいな話とか。
彼らは、あくまでロードサービスであって、
その職務は、修理可能な所まで移動出来るように応急処置する事。
さも無ければ、レッカーで修理業者まで運ぶ事。
修理の責任までは追えない・・・・のでしょうね、当然の話である。
まずは、走れるだろうと言う事になり・・・作業完了である。
お世話になってしまった事もあって、
JAFの係員さんの指示通り、最短コースで帰り、バイク屋さんに行こう。
ひとつかふたつ先のICまで行って、下道を内陸に入るのが良いかな?
なんて考えていたら、JAFの人、
このIC降りた道が、御斉所峠へ行く道だよ〜
バイクの人は、そっち行く人が多いよ〜・・・・・だって!
会話でなんと無く分かっていたけど、バイク好きな人だった。
取りあえず、話が面倒方向へ振れなくて良かった・・・・・・・・・・・(^^ゞ
持ち合わせ少ないし・・・・・・・(^^ゞ
K14御斉所街道から古殿の道の駅
そんな訳で、K14御斉所街道を行きます。センターラインがあり道幅もある。
舗装もしっかりしたものである。

道路の状態としては、先ほどのK41よりも、数段上である。
その分、交通量がある。

交通量が有ると言っても、都市部のそれとは比較になりませんけど、
ストレスフリーって程でも無い。

ツーリングルートとして、考えるのであれば、
内陸と海岸線の連結路と考えれば良いと思う。
そういう事なら、それなりに良い道だと思う。
物凄い、空腹だった事を思いだした。
朝めし喰わずに出て来て、何も口に入れて無かった。
ちょっと休憩も入れたい。
で、古殿の道の駅へ入る。

まだ、レストランの営業時間では無い。
売店で、何か腹に入れる物を物色。
そしてこれが、ここの名物『カケダパン』・・・・・・・・・・(^^ゞ

カケダパンというのは、作ってるお店の名前で、
このパンは、確か『小倉ミルクコロネ』だったかな?
今日の仕入れがまだらしく、賞味期限が近くて半額・・・60円だった。
水より安かった。
驚くほどでは無いけれど、まずは美味しくいただきました。
そしてやっぱりR349だった
K14からR349へ入る。今日も、この道はストレスフリーだった。

高低差もコーナーのRも厳しくなくて、交通量はミニマム。
相変わらずここは、バイクを走らせるのが楽しい!

しばし、パンクの事など忘れて、無心でバイクを走らせた。
R289をまたいで、さらにR349を南下!
そこから先も、まだまだ楽しく走れた。
こういう道を走れるって、ライダーとして幸せな事だと思う。
そんなこんな・・・・な感じの1日でした・・・・(^^ゞ
R349→R118→大子へパン1個では、納得しない胃袋を慰める為に、
道路沿いにあったラーメン屋へ。

北海道味噌の炙りチャーシュー麺。

厚くてデカいです。 チャーシュー!

あなご蒲焼丼の事は、思い出さないようにしました。
だって、ラーメンの神様に申し訳無いじゃないですか!
暖かいラーメンで、身も心も満たした後は、
大子→アップルロード→タバッコ峠→R293と
この間のキタイバツーリングの逆コースで帰路に着きました。
これが、距離も短く、比較的渋滞を避けうるコースなので・・・・・(^^ゞ
バイク屋さんにて、メカニックさんに見てもらうと、
事も無げに『大丈夫じゃないんですかぁ〜?』なんて、
まったくもって、予想通りのお言葉いただき、本日のシメとなった次第です。
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