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2015/8/22 今市ダム with YAMAHA TTR125LWE
2015/8/22 今市ダム with YAMAHA TTR125LWE
『こんな所に、ダムがあったのか!』
グーグルマップをいじっていて、タマタマ見つけたのは、
『今市ダム』
霧降高原と鬼怒川温泉の中間に位置する、ちっぽけなダムだった。
迂闊と言える。
生粋の地元民たる自分が、その存在すら知らなかった。
どんな場所なのか、ちょっと興味を持った。
丁度そんな時、思いがけず、3時間ほどの時間が出来た。
じゃあちょっと、ぶらりと行ってみようか!
そういう事になったのである。
2015年8月 初稿
今市ダムへ向かう。
休日ではあるが、いくつかヤボ用があった事。天気予報が思わしくなかった事。
それでこの日は、バイクに乗るのをあきらめていた。
が、ヤボ用はサクサクと進み、午前中に完了してしまった。
天気予報は相変わらずだけど、
現実の空模様を見れば、あと数時間くらいは持ちそうである。
それじゃぁ・・・・・・・という事で、
コンビニのサンドイッチで、サっと昼メシを済ませ、
オフ車を引っ張り出して、いそいそと出かけたのでありました。

今市ダムは、家から小一時間の距離。
最後の10Km弱は、プチワンディング的な道かと想像した。
今市ダムまで、あと数Km。

こんなに厚くコケむした縁石って初めて見た・・・・・・・・・・・・・・・(^^ゞ。
雑草が車道を侵略している。
ただでさえブラインドコーナーが多いのになぁ。

そんな感じで、ここが人影薄い土地である証拠ばかり目立つのである。
これでは、プチワインディングでは無くて、酷道ですね・・・・・・・・・・・・・(^^ゞ
それでも、小排気量車やオフ車など、身軽なバイクなら、
それなりに楽しめる道ではある。
大型バイクで来なくて良かった。
路面状況も良く無いし・・・・・(ウェットだったから余計印象悪い)
最後に、ふたつかみっつのヘアピンコーナーを過ぎれば、
小さなトンネルに行きあたる。

これを越えれば、目的地、今市ダムのようだ。
異世界に迷い込んだのか・・・・・・?
トンネルを越えれば、今市ダムの堤防の上にで出た。
左手がダム湖、右手は下流側、正面に第2のトンネルがあった。
まー取りあえず到着。

堤防の上から、ダム湖を望む。
言葉でも写真でも、この時の印象を伝える自信は無いのだけど。
なんとも寂しい場所なのである。
なんてもの哀しい風景なんだろう。
北海道などの、人影薄い海岸などで感じる『最果て感』とも違う。
半径100Km以内で、生きている人間は自分ひとりだけ、
なんだかそんな気分になってしまった。 (大袈裟!)

分厚い雲の薄暗い空模様のせいもあると思うけど。
なぜだか、妙に不安にさせる。
トンネルを通り抜けた時、別の世界に迷い込んでしまったのか!?
『千と千尋の神隠し』みたいに。
下流側にも、人影など全く見えない。

でも、こっちの風景は、特に不安な気持ちになどならなかった。
特にこのトンネルは、なんだかイヤだ。
第2のトンネルである。この先、ダム湖に沿って、道があるようなので、行ってみましょう。

このトンネル、思ったより長い。
照明なんて親切な設備など有るハズも無く、真っ暗である。
ダム湖に近いせいなのだろう、湿気が多く、
霧のようなモノが、立ち込めている。
トンネルだから、綺麗な円筒形の内壁なのだが、
途中、幅も高さも妙に広くなって、壁が凸凹してる所がある。
ヘッドライトの光で浮かぶ、壁の凸凹、そのの影・・・・・・・・
なんだか、ゾっとしてしまった。
出口が見えて来たから写真を撮ってみたら。
こんなである。

オカルト話には、あまり興味無い方だけど、
夜、ひとりでここに来るのは、絶対にイヤだと思った。
ダム湖に沿って進む。
トンネルをの先は、ダム湖に沿った道があります。立派な橋が架かってます。

対岸に見えるのは、さっき通った堤防ですね。
こっちから見ても、寂しい景色だ。

なんだか少し、イヤになって来た。
少し進むと、舗装路はここまで。

オフ車だし、普通なら嬉しい未舗装路なのだが、
ぶらり気分なので、Gパンにジョギングシューズという軽装でる。
ま、
4輪のワダチもあるし、特に問題は無いでしょう。
さらに進むと、小さな橋が架かってる。

橋のたもとには、苔むした階段がある。

この階段も、長い事人など通ってないんじゃないかな?
ガレてる訳じゃ無いスけど。

次第に、4輪の走った痕跡が薄くなって行く。
ここから先は、急な下り坂になってる。

4輪の痕跡も皆無のようだ。
オフ車で来ているのだから、通常ここは、
『お楽しみの、始まり始まり〜♪』って気持ちになるハズ。
でも、今日は。
何故か気乗りしない・・・・・・・・
時間が無い・・・とか。
ブーツ履いてこなかった・・・とか
心の中で、言い訳をしているじゃないですか・・・・・・・・・・・・・・(^^ゞ
実際、この先どうなってるのか確かめたいという好奇心よりも、
もう早く、この場所から離れたいという気持ちが強かったのだと思う。
で、割とあっさりと、引き返すのである。

砂利道の向こうに、ダムが見える。

未舗装路が楽しく思えないなんて・・・・・・・・・ショック!

そんなこんなで、今市ダムを後にしました。
あんなにどんより重たい空だったのに、
10分も走れば、雲は切れ、青空が見えて来ました。
復路も半ばくらいには、快晴となり、夏の日差しが照りつけます。
それで、元気が戻って来たのか、ちょいと小腹がすいて来た。
宇都宮餃子の正嗣(まさし)
そう言えば、昼めしはコンビニのサンドイッチ1個だけだった。何かちょっと軽いものでも食べよう。
丁度帰りの道筋にあるのは、
宇都宮餃子の二大タイトルの一方の雄。 正嗣(まさし)
餃子専門店であります。

ここのメニューは、3種類しかありません。
(1)生餃子 200円。
(2)焼餃子 210円。
(3)水餃子 210円。
ライスもビールも置いて無いという潔さ。
さすが、餃子専門店のカンバンを上げるだけの事はあります。
生餃子(実際は冷凍)って、いったいどうするのか?
近所の奥さま方が、晩のおかずに買って行くのですよ。
もちろん焼いたヤツも、お持ち帰り出来ますよ。
要するに、お惣菜なのです。
宇都宮餃子なんて有名になる前、自分らガキだった頃には、
普通に家の食卓に出てくる、ありふれたお惣菜だったのです。
それにしても、1人前200円。
焼いてもらっても、210円。
庶民の味方なんです。
宇都宮餃子の正嗣
http://www.ucatv.ne.jp/ishop/masashi/
もう一方の雄、『みんみん』のほうは、
価格は、似たようなもんで、ライスとかビールも置いてあって、
安くて手軽に食べられる、ファーストフード的な感覚。
こっちもまた、庶民の味方であります。
宇都宮餃子というのは、そういうものだと、自分は思います。
宇都宮餃子のみんみん
http://www.minmin.co.jp/index.php
取りあえず、『焼き2人前』を注文。

やっぱり、旨いよ。
焼きたて〜!アツアツ〜!
何よりも、ガキの頃から、慣れ親しんだ味。
ビール飲みてェ〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^^ゞ
くれぐれも、ラー油を入れ過ぎないで下さいね。
口の周りがピリピリするほど辛くしては、
餃子の味など分かりませんので(笑)
まことに勝手ではありますが、心残りでもあります。
しかし、今市ダムのあのダート道。あの先は、どうなっているのでしょうか?
気に成ります。
ちょっと、心残りでもあります。
でもなぁ・・・・・・・・・
もしも、どなたか、オフ車で今市ダム訪問のご予定をお持ちでしたら、
一声、声をお掛け下さいまし!
同行、やぶさかではありませんので〜・・・・・・・・・・・・・・・(^^ゞ
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